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はじめに
01集客 広告か、コンテンツマーケティングか
集客方法について
なぜホームページを制作するファーストステップが集客方法からなのか不思議に思ってる方もいらっしゃるかもしれません。集客方法を予め想定しておくことは、今後ホームページの制作を進めていくうえで非常に重要なポイントになります。
集客方法によってホームページの作り方、正確には何にウエイトを置くかが大きく変わってくるからです。ホームページを制作する予算がふんだんにあればまた話は変わってきますが、ほとんどの場合は予算は限られているので、その中で要件を精査し、予算配分を考えなければなりません。
集客方法は2種類
集客方法は大きく分けて2種類あります。それは広告とコンテンツマーケティングです。
広告
広告はみなさんご存知かと思います。
検索エンジンの検索結果に表示されるリスティング広告、さまざまなWebサイトで表示されるディスプレイ広告、Instagram、Facebook、Twitter等のSNSで表示されるSNS広告などがそれにあたります。
広告を出すことにより、Googleの検索結果、さまざまなWebサイト、各種SNSから、ホームページへ流入を図る集客方法です。
コンテンツマーケティング
次にコンテンツマーケティングですが、初めてコンテンツマーケティングという言葉を聞いた方も多いかもしれません。分かりやすくお伝えすると、コンテンツマーケティングとは現在のSEOです。ホームページをGoogleの検索結果に上位表示させ、検索結果からの流入を図る集客方法です。
集客方法によるホームページ制作方法の違い
集客方法が広告の場合
集客方法が広告の場合は、極端な話、1ページでも構いません。その1ページに全てを懸けます。ページ内にストーリーを作成し、お問合せいただくまでの流れを具現化します。
広告からそのページにたどりついたユーザーがお客さまに変わる(※1)ように、商品やサービスを訴求し尽くします。せっかく広告に予算をかけて、ユーザーに訪問してもらっているのですから、決してページの内容に手を抜いてはいけません。ユーザーがお問合せボタンをクリックしない、できない理由をしらみ潰しに洗い出し消していきます。
(※1)
ユーザーがお客さまに変わることを「コンバージョン」といいます。みなさまも一度はこの言葉を聞いたことがあるかもしれません。「コンバート(変わる)」というのが元々の意味のようです。
また、「コンバージョン率」とは、ユーザーがお客さまに変わる割合です。例えばそのページに100人のアクセスがあり、3人からお問合せをいただいたとします。その場合のコンバージョン率は3%ということになります。
集客方法がコンテンツマーケティングの場合
集客方法がコンテンツマーケティングの場合は、検索エンジンの検索結果で上位表示させ、そこからの流入を図るという集客方法になります。
検索キーワードはユーザーからの「質問」です。GoogleのAIは世界中のホームページを解析して、その「質問」に対して的確な答えを用意しているページ(ホームページ)をランク付けし、検索結果として順番に表示させています。
したがって、その「質問」に対し、他のホームページに負けないコンテンツ作りが必要になります。GoogleのAIは進化し、もはや人間です。人間がそのページ(ホームページ)を見て的確な「答え」かどうか判断していると言っても過言ではありません。
Googleが一番重要視しているのはコンテンツ(内容)です。そのコンテンツをGoogleへ正しく、より効果的に伝える方法、テクニック、ルールは存在します。しかし、そのテクニックが使えるのも、コンテンツがあってこそになります。
集客方法がコンテンツマーケティングの場合のホームページの制作方法は、ライバルサイトに負けないコンテンツを作成し、対Googleを意識した作り方になります。(詳細は後述します)
広告について
広告のメリットデメリット
広告のメリットは、なんといっても即効性があることです。ホームページのリリース(公開)に合わせてユーザーを呼び込むことができます。
広告のデメリットは、広告を出している期間しかユーザーを呼び込めないということです。ホームページ自体は広告打ち切り後も公開しているので若干のユーザーは入ってくるのですが、広告を出している時との差はとても大きなものになります。
広告のメリット
- 即効性のある集客ができる。
- コンテンツマーケティングより、ホームページ制作予算が低い。
- コンテンツマーケティングより、ホームページ制作期間が短い。
- Webサイトの構造はあまり考えなくて良い。
広告のデメリット
- 集客を期待できるのは広告を出している期間だけ。
広告の種類
- 集客を期待できるのは広告を出している期間だけ。
広告の種類
Web広告にはさまざまな種類があります。検索エンジンの検索結果に表示されるリスティング広告、さまざまなWebサイトで表示されるディスプレイ広告、Instagram、Facebook、Twitter等のSNSで表示されるSNS広告。
広告にはそれぞれタイプ、得意分野があります。また、SNS広告も各SNSごとに得意分野が違います。自身の商品やサービスに合わせて、また、どの層に広めたいのかにより、どの広告が向いているのか調査、精査、判断が必要になります。
コンテンツマーケティングについて
コンテンツマーケティングは現在のSEO
以前のSEOにはさまざまなテクニックがあり、GoogleのAIを騙すという手法が用いられてきました。文脈を無視した検索キーワードの埋め込み、また、被リンク業者へ依頼しての他のサイトからの大量のバックリンクなどです。文脈を無視した検索キーワードの埋め込みは、そういったコンテンツであるとGoogleのAIを騙すため、大量のバックリンクは人気があるサイトだとGoogleのAIを騙すためです。
現在、GoogleのAIが大きく進化したことにより、この手法は淘汰されています。また、淘汰されているだけでなく、スパムとして、表面化せずにペナルティを受けていると思われます。
上記のSEOを仮にテクニックSEOと呼びます。このテクニックSEOとは別に、以前よりコンテンツによるSEOは存在しました。こちらをコンテンツSEOと呼びます。
以前のSEO
コンテンツSEO | テクニックSEO |
|
スパム判定 |
---|
現在のSEO
コンテンツマーケティング |
|
---|
テクニックSEOが淘汰されたことによってコンテンツSEOが王道となり、、コンテンツマーケティングとして現在に至ります。
GoogleのAIについて
現在、GoogleのAIは大きく進化しました。もはや人間です。人間を相手にするようにコンテンツを作成します。その結果、ユーザー(潜在顧客)にも正しく伝わります。もしかしたらGoogleのAIを騙す手法はまだあるかもしれません。しかし、将来的にスパムになるリスクがあるのであればその手法は避け、正しいSEO(コンテンツマーケティング)の手法で集客した方が望ましいと言えます。
基本的にコンテンツマーケティングはコンテンツありきですが、そのコンテンツを正しくGoogleへ伝える手法は存在します。マークアップ(コンテンツをベースに正しくhtmlを書く)、Google最適化がそれにあたります。
コンテンツマーケティングのメリットデメリット
コンテンツマーケティングのメリットは、作成したコンテンツはホームページの資産となり、一度結果がでたらその状態がほぼ持続するということです。
コンテンツマーケティングのデメリットは、集客の結果が出るまで数ヶ月以上かかるということです。また「検索キーワード」にもよりますが、それなりの量のコンテンツ作成が必要になります。
コンテンツマーケティングのメリット
- 集客効果が長続きする。
- 一度結果が出たら、そのホームページの財産になる。
コンテンツマーケティングのデメリット
- 集客できるようになるまで時間がかかる。
- ホームページ制作に時間がかかる。
- Webサイトの構造から、正しいマークアップ等、正しい知識に基づいたホームページ制作が必要になる。
- 集客できるようになるまで時間がかかる。
- ホームページ制作に時間がかかる。
- Webサイトの構造から、正しいマークアップ等、正しい知識に基づいたホームページ制作が必要になる。
一番良いのは、集客方法がコンテンツマーケティング向けのホームページを制作し、結果が出るまでの間、広告を入れることです。