- FLOW
必要なこと
03コンテンツ設計・作成 Googleも人も同じ
ペルソナの設定
コンテンツ作成にあたり、まずターゲットを具体的に人物像化していきます。
人物像化するためのポイントは下記の通りです。
BtoBの場合
Webサイトのターゲットが企業の場合は、下記のような項目で人物像化していきます。
- 業種
- 会社の規模
- 担当部署
- 年齢
- 性別
- 決済権を持っている
- 地域
- 困っていること
など
BtoCの場合
Webサイトのターゲットが個人の場合は、下記のような項目で人物像化していきます。
- 年齢
- 性別
- 収入
- 地域
- 業種
- 生活パターン
- 困っていること
など
具体的な人物像
いずれの場合も、具体的な人物像をイメージするのが大事なポイントです。
この具体的な人物像のことをマーケティング用語でペルソナと言います。なぜこのペルソナ設定が必要なのでしょうか?それは、その人物に対してコンテンツを考える必要があるからです。
コンテンツ設計
調査、ターゲティング、Webサイト設計、ペルソナの設定を経て、いよいよコンテンツの作成に入ります。しかし、ただ闇雲にコンテンツの作成に入ると全体のバランスを見失ってしまう可能性がありますので、具体的なコンテンツ作成の前にまずはコンテンツ設計を行います。
各ページのコンテンツのリスト化
02 Webサイト設計で作成したサイトマップを確認します。すでに必要なページは視覚化されているかと思います。
- トップページ
- 果物
- 果物A
- 特徴
- 育て方
- 産地
- 果物B
- 特徴
- 育て方
- 産地
- 果物C
- 特徴
- 育て方
- 産地
- 果物A
- 会社情報
- お知らせ一覧
- お知らせ記事
- お問合せ
- 個人情報保護方針
サイトマップをもとに、1ページずつどんなコンテンツを入れるかを箇条書きにしていきます。
例えば「果物Aの特徴」ページの場合は下記のようになります。
- 果物Aのおいしさ
- おいしさ紹介1
- おいしさ紹介2
- おいしさ紹介3
- 果物Aの食べ方について
- 食べ方紹介1
- 食べ方紹介2
- 食べ方紹介3
- 果物Aの保存方法について
- 保存方法紹介1
- 保存方法紹介2
- 保存方法紹介3
ページのコンテンツをリスト化する際に重要なポイント
コンテンツをリスト化する際に重要なポイントがあります。後の作業となる05 マークアップ・Google最適化にも関わってきますので、予めここでご紹介します。
コンテンツの項目は見出しとして考える
各ページへ入れるコンテンツを考える際、当初はざっとした箇条書きで構いません。最終的にコンテンツ設計としてまとめる際に、各ページへ入れるコンテンツの項目をページ内で使用する見出しとして考えます。
また、大見出し、中見出し、小見出しなど、見出しは階層構造(ツリー構造)で考えます。内容がわかりやすいように本・雑誌・新聞等もこのような構造になっています。それを人がわかりやすいと思うのと同じように、GoogleのAIもWebサイトが見やすい構造になっているかどうかを判断をします。
なるべく見出しに検索キーワードを入れる
見出しに検索キーワードが入っていたら、ユーザーはどう感じるでしょうか?そのコンテンツに検索キーワードについての情報があることが一目瞭然です。GoogleのAIも同様の判断をします。
コンテンツ作成
コンテンツ設計が完了したら、今度は各ページごとにコンテンツを作り込んでいきます。具体的にはコンテンツ設計で箇条書きにした見出しに対しての本文を作成していきます。
ペルソナに向けてコンテンツを作成していく
本文を作成する際に重要なポイントは、ペルソナの設定でイメージ化した人物像に向けて本文を作成することです。
ペルソナが専門家の場合、専門用語を使用しても良いかもしれません。ペルソナが一般の方の場合は、専門用語は避けた方が良いでしょう。ペルソナにとってより分かりやすく、より響く言葉を選んで作成するのがベターです。
直感性の高いコンテンツ
コンテンツを作成するうえで、直感性の高いコンテンツが必要になる場面が多々あります。具体的には、映像・写真・チャート図・イラストなどです。直感性の高いコンテンツはテキストのみのコンテンツと比較して、よりペルソナへ響く内容となります。
しかし、映像・写真・チャート図・イラストはテキストよりも直感性が高いため、品質に左右されやすいという側面もあります。テキストよりも視認性が高いため、一定水準の品質はクリアしておかなければWebサイト自体の品質を損ないかねません。
必要以上にこだわる必要はありませんが、ここは可能な限りプロにお任せしましょう。
そして、直感性の高いコンテンツを取り入れる際に気をつけなければならない重要なポイントがあります。GoogleのAIは、残念ながら現時点で映像・写真・チャート図・イラストの内容を解析できません。ここが人とGoogleのAIの大きな違いです。
したがって、直感性の高いコンテンツを設置したら、キャプションなどのテキストでフォローするようにしましょう。