INTRO

はじめに

03収益向上 アクセス数×コンバージョン

ホームページの方程式

ECサイトには有名な方程式があります。この方程式はECサイトだけではなくホームページ全般に当てはまります。

アクセス数×コンバージョン率×客単価=売上

正確には、この方程式が完全に当てはまるわけではありません。ECサイトの場合は商品価格が決まっており、決済までのフローが全てシステム上で完結します。
しかし、ホームページからのお問合せの場合は、お問合せをいただいてから営業やプレゼンテーションが必要となる場合のほうが多く、お見積りによって客単価は変動します。
そのため、ECサイトの方程式と若干異なる部分はあるのですが、ホームページの目的である「アクセス数を上げる」「コンバージョン率上げる」という根品的な部分は同じです。

ターゲティング

アクセス数を上げる、コンバージョン率を上げるにはまず最初にターゲットの選定をしなければなりません。あなたの商品、サービスはどの層にニーズがあるのでしょうか?

集客方法に広告を選んだにせよ、コンテンツマーケティングを選んだにせよ、予算や労力をかけるのですから、無駄な予算や労力は極力使わない方がベターです。
無駄な予算や労力を抑えるためには、まず初めにターゲットを絞り込む必要があります。ターゲットは絞り込めば絞り込むほど効果が高くなります。
このターゲット選定が間違っていなければ、無駄な予算や労力を抑えることができます。

調査

ある程度ターゲットを絞り込んだら、次はその潜在顧客がどういった検索キーワードで検索するかリストアップします。検索結果と連動したリスティング広告を入れる場合や、コンテンツマーケティングには必須の作業になります。

コンテンツマーケティングの場合は、そのリストアップしたキーワードの検索結果に表示されるWebサイトのうち、最低でも上位10位までのWebサイトは調査を行います。
検索結果は「検索キーワード」という「質問」に対して的確な「回答」をしているページ(Webサイト)順に表示されていますので、ライバルページ(ライバルWebサイト)を超える「回答」ができれば、検索結果の上位に表示されるようになります。

予算配分

イントロダクションとしてここまでお話しさせていただきましたが、詳細をお話しさせていただく前に、まずイントロダクションを踏まえていただく必要がありました。

イントロダクションの最後にご予算のお話をします。

コンバージョン率を上げるためにたくさん調査をし、さまざまな想定を基にホームページを制作をしても、公開した段階では100%の状態ではありません。
結果は公開後の「数字」が教えてくれます。
例えば、公開後のコンバージョン数が想定していた数字よりも低いという問題が発生したとします。
それについて何が原因なのか?ということを洗い出すためにアクセス解析を確認します。

  • UIの設計に問題があり回遊率が低いのか
  • コンテンツ設計に問題がありランディングページの離脱率が高いのか

コンバージョン数が低いことに関して、何が原因かを追求し改善する必要があります。

どんなに頑張ってホームページを公開しても、公開した直後は想定にしか過ぎません。成功か否かはユーザーが判断します。その数字を確認し、徐々にブラッシュアップしていくという考え方の方がベターです。

ホームページ制作のご予算全てを制作費用にあてて、力尽きてしまうというのはナンセンスです。公開後に数字を見ながら(ユーザーに教えてもらいながら)、ブラッシュアップしていくほうが効率的です。
ホームページ制作全体にかけるご予算のうち、制作にあてるのは多くても7割くらいまでにすることをおすすめします。